楽天ポイントせどりの経験を共有
私は過去に楽天ポイントせどりを行っていました。
簡単に言うと、楽天市場で商品を購入し、Amazonで再販売する手法です。
楽天市場とAmazonの販売価格差で利益を得るものです。
私の場合、楽天市場はSPUというポイント促進会員制度により、10%程度の割引を受けて購入できました。
さらに、楽天スーパーセールのようなイベントでポイント促進を利用すると、20%以上の割引が可能な場合もありました。
何も分からない始めは全く売れませんでしたが、経験を積み半年ほどで最高時に売上高200万円にたどり着く時もありました。
しかし、このせどりは経験を積めば積むほど「商売の不安」によるストレスを感じ、最終的にはやめてしまいました。
楽天ポイントせどりをやめた理由
- 在庫金額が増大して金銭の不安が増した 楽天ポイントせどりの価格差で利益を出すためには、在庫を増やさざるを得ません。200万円の売上を目指すにはその倍以上の在庫が必要です。これが金銭不安を引き起こし、ストレスの大きな原因になりました。
- 利益が増えている実感が持てなかった 楽天ポイントはそのまま生活費に充てられるため、電気代や食料品の補助にはなりました。しかし現金の増加が感じられず、精神的な不安につながりました。
- 日々の商品リサーチが苦痛になった 利益商品を見つけても、ライバルの増加による価格競争が始まり、また別の商品を探さなければならない状況が続きました。この繰り返しが非常に苦痛でした。
- 価格競争により薄利または赤字になることが多かった ライバルが在庫を早く売るために価格を下げると、利益がほとんど出なくなることもありました。さらに、売れない在庫が残ると赤字に直結するため、精神的にも負担が大きかったです。
楽天ポイントせどりの教訓
この経験を通じて学んだ最大の教訓は、在庫を持つ商売は以下の条件を満たさないと非常に厳しいということです。
- 高い粗利率(最低でも20%以上)
- 1ヶ月以内に完売できる商品
- 安定した需要と供給
これらを満たさない場合、在庫を持つビジネスはリスクが高く、ストレスを伴うものだと痛感しました。
楽天ポイントせどりに再挑戦した理由
楽天ポイントせどりを辞めた後も、私の中で「実在する問屋やメーカーから仕入れることで安定した販売ができるのではないか」という可能性を模索していました。
その後、ありがたいことに実在する問屋さんとつながる機会があり、新たな挑戦を始めました。
この新しい取り組みでは、ライバルが少ない商品を中心に扱い、薄利多売を前提に2ヶ月ほど運営しています。
粗利率は10%と低めですが、売れる商材がわかってきたので、徐々に採算を合わせていけるよう工夫しています。
Amazon販売の魅力
Amazon販売の最大のメリットは、FBA(フルフィルメント by Amazon)サービスです。
これは、商品をAmazonに預けるだけで、梱包や出荷を最短納期で行ってくれるサービスです。
このサービスを活用することで、個人で運営していても手間と時間を大幅に削減できます。
人を雇うことが難しい場合でも、この仕組みを使えば効率的に販売活動が可能です。
これから始める方へのアドバイス
これからAmazon販売を始めたい方には、以下のポイントを参考にしていただければと思います。
- 在庫管理を徹底する 無理な仕入れを避け、キャッシュフローを確保することが重要です。
- ライバルが少ない商品を選ぶ 実在する問屋やメーカーから商品を仕入れることで、価格競争を避けることができます。
- FBAサービスを活用する 時間と労力を削減し、効率的に運営を行いましょう。
- 薄利多売の戦略を考える 粗利率が低くても、販売数を増やすことで利益を確保する方法を模索してください。
楽天ポイントせどりの経験を活かし、新しい形での挑戦を続けています。
この経験が、これから始める方々の参考になれば幸いです。
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