下にある図は10年のQYLDの価格の推移です。
メインのハイテク銘柄が調子が良く回復傾向です。
2022年は大幅に株価下落しましたが僕個人的には想定内で問題ないと考えています。
そんなQYLDを買ってみてどうだったか、今後どうするのかを紹介したいと思います。
もともと株価の値上がり分を放棄して配当に回すという性質なので、
正直初心者の方や、株価が下がるのに耐えれない方はおすすめできません。
2020〜21年あたりにQYLDブームがあったね
その後どうなったの?
QYLDのメリット|毎月配当と高配当率
なんといっても高配当です。
全銘柄でトップクラスの高配当率であることです。
しかも毎月もらえるので完全に不労所得になります。
ただし注意点を下記に紹介していくので、すぐ買うのは待ってください。
上記の2つにつきます。
現役世代ながら、自分年金を受け取るような感覚で、
毎月の配当が得られるのは大きな魅力です。
QYLDのデメリット|株価上昇の期待薄と高い経費
もちろんメリットばかりではありません。
当然デメリットもあります。
S&P500などの優良銘柄に比べると、株価上昇が見込めないことが最大の課題です。
さらに、経費と売買手数料も他のETFに比べて割高です。
VYM、SPYD、HDV、楽天SCHD(SCHDに連動する投資信託)の経費率について、以下にまとめました。
これらは有料ETFで様々な書籍、ブログで紹介されています。
ETF名 | 経費率 |
---|---|
VYM | 0.06% |
SPYD | 0.07% |
HDV | 0.08% |
楽天SCHD | 0.192% |
QYLD | 0.60% |
なお、楽天SCHDは、米国ETFのSCHD(シュワブ米国配当株式ETF)に連動する日本の投資信託であり、SCHD自体の経費率は0.06%です。
これらの経費率は、投資家が負担する年間の運用コストを示しており、長期投資を考える際には重要な要素となります。
これはここ10年の株価の推移です。
ここ2年NASDAQの調子がよかったので上昇しました。
そんなうまい話はないよね
なぜQYLDを保有し続けるのか
一見デメリットが多いQYLDですが、
なぜ売らずに保有しているか紹介したいと思います。
株価が下がろうが、手数料が高かろうが、毎月安定した現金収入がある。
この一点につきます。
しかしつみたてNISAの対象外ファンドなので配当金に対ししっかり課税もされます。
しかも外国の税金もかかります。※確定申告で諸条件で還元あり
自分年金は嬉しいね
QYLDと組み合わせるべきおすすめのファンド
QYLDはトータルでみると優良ファンドに比べ大きく資産が増えることはないです。
自分の安定収入の精神安定のために続けているためです。
おすすめは優良なインデックスファンドと組み合わせるのがいいです。
上記に連動したファンドが世間一般に優良ファンドといわれていて私も所有しています。
ETF(上場投資信託)だとVT、VTIとか証券会社によって商品名も変わってきます。
上記の優良ファンドにはつみたてNISAの対象商品となっており、非課税で運用できるメリットがあります。
毎月積み立て設定をしてほったらかし投資の典型です。
20年後には資産が倍以上ってのは統計的に可能です。
クセのある攻めのQYLD安定安心の守りのインデックスファンドとの組み合わせが今の僕のベストです。
色々試したけどインデックスだけでも十分。
インデックス定率取り崩しって(毎月定率で現金支払い)方法もあるよ
最初の最初はつみたてNISAがおすすめ
QYLDの購入方法と注意点
私は楽天証券を使っていますしSBI証券からも買えます。
余計な手数料を払わないためにも対面でのQYLD購入はやめてください。
必ずネット証券で自分で買うようにしましょう。
すでにQYLDは手数料や経費が高いため、これ以上の無駄な費用をかけないことが重要です。
僕が繰り返し読んでる投資にも関するオススメの本です。
まとめ|QYLDとインデックスファンドの併用が理想的
QYLDはクセのある攻めのファンドですが、毎月の配当金による安定収入は魅力的です。
一方で、S&P500や全世界型のインデックスファンドと組み合わせることで、長期的な資産形成も期待できます。
つみたてNISAを活用した非課税運用と、QYLDの配当金による現金収入を両立するのが、私にとってベストな戦略です。
QYLDとインデックスファンドのバランスを取った運用を行い、精神的にも安定した資産運用を目指しましょう。
QYLDについて以前の記事
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