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高配当ETF 1000万円投資したら配当金はいくら?QYLD・JEPI・SCHD比較シミュレーション【2026年版】

「高配当ETFに1000万円投資したら、配当金はいくらもらえる?」という疑問に、実際にQYLDを数千株・JEPI・HDVなどを保有した私が数字で正直に答えます。

ETFごとに利回りが違うので、同じ1000万円でも受け取れる配当金は大きく異なります。各ETFの特徴を比べながら、自分に合った選択をする参考にしてください。

なお、これらの高配当ETF(QYLD・JEPI・HDVなど)を買うには楽天証券のような米国株対応の証券口座が必要です。口座開設・維持費は無料です。

目次

高配当ETF 1000万円投資の配当金比較【2026年版】

税引前の年間配当金(1ドル=150円換算)の目安です。

ETF名 利回り目安 1000万円の年間配当 月換算 配当頻度
QYLD 10〜12% 約100〜120万円 約8〜10万円 毎月
JEPI 7〜9% 約70〜90万円 約5.8〜7.5万円 毎月
JEPQ 9〜11% 約90〜110万円 約7.5〜9.2万円 毎月
SPYD 4〜5% 約40〜50万円 約3.3〜4.2万円 年4回
HDV 3〜4% 約30〜40万円 約2.5〜3.3万円 年4回
VYM 2.5〜3.5% 約25〜35万円 約2〜2.9万円 年4回
SCHD 3〜4% 約30〜40万円 約2.5〜3.3万円 年4回

※利回りは時期・株価によって変動します。あくまで目安として参考にしてください。

【前提条件】1000万円シミュレーションの計算根拠

「この配当金の数字はどうやって出しているの?」と気になりませんか。シミュレーションは前提条件によって結果が大きく変わります。ここでは本記事の計算根拠を正直に公開します。前提を理解しておけば、ご自身の状況に合わせて数字を読み替えられるようになりますよ。

前提条件 本記事の設定 根拠・補足
利回り 各ETFの直近実績値を目安にレンジで表示 運用会社・株価情報サイトの公表値(下記参照)
為替レート 1ドル=150円で換算 円換算のブレを抑えるための固定値(為替リスクは後述)
税率 米国10%+日本20.315%=実質約28% 特定口座(源泉徴収あり)のケース
株価変動 税引前試算では考慮せず配当のみ 元本の増減は別途リスクとして解説
投資タイミング 1000万円を一括投資と想定 積立の場合は平均取得単価で受取額が変わる

利回りは日々動きます。参考までに2026年時点の直近利回り(30日SEC利回り/TTMベースの目安)を挙げると、次のとおりです。

  • QYLD:約11.5%
  • JEPQ:約13.3%(30日SEC利回り)
  • JEPI:約7.4%(30日SEC利回り、TTMでは約8%)
  • SPYD:約4.2%
  • HDV:約3.4%
  • SCHD:約3.2%
  • VYM:約2.2%

本記事の比較表は幅(レンジ)で保守的に記載しています。とくにJEPQは直近利回りが高めなので、表のレンジよりも実際は上振れする局面もあります。逆に相場次第で下振れもあるため、あくまで目安として捉えてください。

💡 ポイント:利回りは分配実績や株価で毎月変わります。実際に購入する前は、必ず運用会社の公式ページや証券会社の商品ページで最新の利回り・分配金を確認しましょう。カバードコール型(QYLD・JEPQ・JEPI)は相場の変動で分配金がブレやすい点も押さえておきたいところです。

税引後の実際の手取り額は?

米国ETFの配当金には米国で10%、日本で約20.315%の二重課税がかかります。

税引後の手取り額(おおよそ):

ETF 税引前(年間) 税引後(約72%) 月換算(税引後)
QYLD(11%) 110万円 約79.2万円 約6.6万円
JEPI(8%) 80万円 約57.6万円 約4.8万円
SPYD(4.5%) 45万円 約32.4万円 約2.7万円
SCHD(3.5%) 35万円 約25.2万円 約2.1万円

外国税額控除を確定申告で申請すると、米国の10%分の一部が取り戻せます。詳しくは外国税額控除のやり方を完全図解を参考にしてください。

実際に保有してわかった正直な感想

私はQYLDを数千株・5年以上保有してきました。1000万円規模で投資したときの正直な感想をお伝えします。

QYLDの現実(1000万円投資の場合):

  • 毎月6〜7万円の配当収入は確かに嬉しい
  • しかし株価が下落しているので「元本が減っている」感覚は常にある
  • 長期で見ると「もらった配当<減った株価」というケースもある
  • それでも毎月入金される心理的安心感は大きい

JEPI・SCHDとの組み合わせが現実的:
配当を今受け取りたい → QYLD・JEPI
長期で資産を増やしたい → SCHD・VYM・HDV
両方バランスよく → QYLDとSCHDを半々など

1000万円以外のシミュレーション一覧

投資金額 QYLD(11%)年間 JEPI(8%)年間 SCHD(3.5%)年間
100万円 11万円 8万円 3.5万円
300万円 33万円 24万円 10.5万円
500万円 55万円 40万円 17.5万円
1,000万円 110万円 80万円 35万円
2,000万円 220万円 160万円 70万円
3,000万円 330万円 240万円 105万円

ETFごとのリスク比較【保有者が正直に評価】

同じ1000万円を投資しても、リスクは全然違います。実際に保有してきた体験から正直に評価します。

ETF 配当の安定性 株価下落リスク 長期保有向き 初心者向き
QYLD △(変動あり) 高い ✗ △
JEPI ○ 中程度 △ ○
JEPQ △(変動あり) やや高い △ △
SPYD ○ 中程度 ○ ○
SCHD ◎(増配傾向) 低い ◎ ◎
VYM ◎ 低い ◎ ◎

目標額別「何に何円投資すればいい?」

月3万円の配当を受け取りたい場合

ETF 必要投資額(税引前) 必要投資額(税引後換算)
QYLD(11%)約327万円約455万円
JEPI(8%)約450万円約625万円
SPYD(4.5%)約800万円約1,110万円
SCHD(3.5%)約1,029万円約1,430万円

月5万円の配当生活を実現したい場合

ETF 必要投資額(税引後換算)
QYLD(11%)約758万円
JEPI(8%)約1,042万円
SPYD(4.5%)約1,852万円
SCHD(3.5%)約2,381万円

QYLDで月5万円を実現するには約760万円でOKです。しかし株価が毎年3〜5%下落する可能性があるため、長期的には元本が減っていく点を理解した上で投資する必要があります。詳しくはQYLDで月5万円を実際にもらっている現実をご覧ください。

為替リスクはどう考える?

米国ETFはドル建てなので、円高になると円換算の配当金が下がります。

ドル円レート QYLD 1000万円の月配当(税引前)
1ドル=160円約9.2万円
1ドル=150円(基準)約8.6万円
1ドル=140円約8.0万円
1ドル=120円約6.9万円

為替リスクを嫌う方は、日本株の高配当ETFを一部組み合わせる方法もあります(例:2865(日本版QYLD)など)。

【リスク解説】QYLD1000万円のトータルリターンを試算

高配当ETF、とくにQYLDのようなカバードコール型で最も注意すべきなのが、「配当はもらえても元本が減っていく」という構造です。1000万円を投資したとき、配当だけでなく株価下落まで合算するとどう見えるのか、正直に試算してみましょう。

結論から言うと、表面利回りだけを見て投資すると「配当はもらえたのに資産はほとんど増えていない」という事態になりかねません。理由は、QYLDが株価の上昇益を放棄する代わりに高い分配金を出す仕組みだからです。実際に私も5年以上保有して、この構造を身をもって実感しました。

以下は、QYLDに1000万円を投じ、株価が年3〜5%下落すると仮定した場合の概算です。あくまで一定の前提を置いたシミュレーションで、相場次第で大きく変わる点にご注意ください。

保有年数 受取配当(税引後・累計) 株価下落による含み損の目安 実質の増減
1年 約79万円 約-30〜50万円 約+29〜49万円
3年 約238万円 約-90〜150万円 約+88〜148万円
5年 約396万円 約-150〜250万円 約+146〜246万円

※株価下落は年3〜5%を仮定した概算です。相場が大きく崩れた年(例:-20%超の下落)は、その単年だけ見れば実質リターンがマイナスになることもあります。逆に相場が堅調なら含み損は小さく済みます。

ポイントは、「受け取った配当」だけを見て資産が増えたと錯覚しないことです。カバードコール型の詳しい仕組みとリスクはカバードコール戦略の危険性をわかりやすく解説で深掘りしています。QYLDで実際に月5万円を受け取っている現実はQYLDで月5万円をもらっている現実もあわせてご覧ください。

長期で「資産そのもの」を増やしたいなら、増配傾向のSCHDやVYMを軸にする選択肢もあります。QYLDは新NISAの成長投資枠では買えないため、非課税で高配当を狙いたい方はQYLDの代わりに新NISAで買える高配当ETFも検討してみてください。

⚠️ 注意:高利回りETFは、局面によっては「元本を取り崩しながら配当を出している」状態になります。配当額の大きさだけで判断せず、配当+株価変動のトータルリターンで評価することが、1000万円規模の投資では特に重要です。

高配当ETFを買う前に知っておくべき税金の仕組み

配当金を受け取る際には税金がかかります。実際に手元に残る金額を正確に計算するために、税金の仕組みを理解しておきましょう。

米国ETFにかかる二重課税の仕組み

課税段階 税率 備考
① 米国での源泉税 10% 自動的に差し引かれる
② 日本での源泉徴収税 20.315% 特定口座で自動徴収
合計実質税率 約28% 手取りは約72%

節税する3つの方法

  1. 新NISA(成長投資枠)を活用する
    日本側の20.315%が非課税になります。SCHD・JEPI・SPYDなどは対象です(QYLDは非対象)。年間240万円、生涯1,200万円まで非課税で運用できます。
  2. 外国税額控除を確定申告で申請する
    米国で10%徴収された分の一部が取り戻せます。給与所得がある方は特に効果的です。詳しくは外国税額控除のやり方を完全図解をご覧ください。
  3. 損益通算する
    他の株・ETFで損失がある場合、配当所得と相殺して税金を減らせます。

私が1000万円規模で投資して気づいたこと

実際にQYLDを数千株(数百万〜1000万円規模)保有した経験から、正直な感想をお伝えします。

① 毎月配当は心理的に大きい

毎月5〜8万円の配当金が入金されると、それだけで「お金が働いている」という実感があります。投資を続けるモチベーションに繋がりました。

② 「利回り〇〇%」より「実際の手取り額」を見るべき

QYLDの表示利回りは11%前後ですが、税引後は約7.9%、さらに株価下落分を差し引くと実質リターンはマイナスになる年もあります。利回りだけで判断せず、トータルリターン(株価変動+配当)で評価することが重要です。

③ 分散投資の大切さを痛感した

QYLDだけに集中投資するのはリスクが高いと実感しました。現在はQYLD・JEPI・SCHDを組み合わせて、配当収入の安定性と株価の安定性のバランスを取っています。

④ 証券会社選びは意外と重要

楽天証券を使っていますが、楽天銀行との連携で配当金が自動振り込みされるのが非常に便利です。複数の口座に配当が分散すると管理が面倒になるので、メインの証券口座を一本化することをおすすめします。

高配当ETF投資の始め方【初心者向けステップ】

  1. 証券口座を開設する(楽天証券またはSBI証券がおすすめ。開設は無料)
  2. 外国株取引サービスに申し込む
  3. 円をドルに換金する(為替手数料は1ドルあたり25銭程度)
  4. ETFを検索・購入する(1株から購入可能)
  5. 配当金の受け取り設定をする(楽天証券なら楽天銀行に自動入金)

最初は少額(1〜5株)から始めて、仕組みを理解した後に金額を増やすのが現実的です。いきなり1000万円を投資するのではなく、まずは100万円規模でETFの値動きと配当の仕組みを体感してみてください。

高配当ETFに関するよくある勘違い

勘違い①「利回りが高い=儲かる」

利回りが高いETFほど株価の下落リスクも高い傾向があります。QYLD(11%)よりSCHD(3.5%)の方が長期保有では有利なケースも多いです。

勘違い②「毎月配当をもらい続ければ元本は減らない」

QYLD等のカバードコール型ETFは、配当を出すために「株価の上昇益を放棄」しています。長期的に株価が下落する構造を持っているため、「配当収入+株価下落」をトータルで計算する必要があります。

勘違い③「NISAで買えば全部非課税になる」

NISAを使っても米国側の10%源泉税は免除されません。NISA口座では外国税額控除の適用もできません。NISAの非課税メリットは「日本側の約20%」だけです。


高配当ETFを購入できるおすすめ証券口座

おすすめNo.1
楽天証券
✔ 楽天ポイントが貯まる・使える
✔ 米国ETFの取扱い豊富
✔ 楽天銀行連携で配当金を自動受取
楽天証券で無料口座開設

※リンクをクリックすると広告ページを経由して公式サイトへ移動します。口座開設は無料です。

よくある質問(FAQ)

Q. 高配当ETFで「配当生活」は本当に可能?

可能ですが、現実的には2,000〜3,000万円以上の資金が必要です。QYLDなら760万円で月5万円ですが、株価下落リスクで元本が減っていく可能性があります。長期視点なら SCHD+JEPI の組み合わせが現実的です。

Q. 1000万円を一括投資vs積み立て、どっちがいい?

相場の下落タイミングが読めないため、3〜6ヶ月に分けて積み立てる「時間分散」がリスクを下げます。ただし、すでに相場が下がっている局面では一括も選択肢になります。

Q. NISA口座で1000万円の高配当ETFを運用できる?

新NISAの成長投資枠は年間240万円・生涯枠1,200万円です。全額NISAで運用するには最低5年かかります。それ以上はNISA外の特定口座を使うことになります。

Q. 配当金は確定申告が必要?

外国株ETFの配当は自動的に源泉徴収されますが、外国税額控除を受けるには確定申告が必要です。詳しくは外国税額控除のやり方を完全図解をご覧ください。

まとめ

  • 1000万円をQYLDに投資すると税引後で月6〜7万円の配当が期待できる
  • ただしQYLDは株価下落リスクがある点に注意
  • 安定を重視するならJEPI・SCHD・SPYDとの分散が現実的
  • 毎月配当が欲しいならQYLD・JEPI・JEPQ、長期なら SCHD

購入するには証券口座の開設が必要です。口座開設は無料なので、まずは始めてみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

40歳で脱サラし事業失敗…😢

一緒に独立した友人も失い借金だけが残る。。
そこにコロナの追い打ちが、、しかし

・オンライン事務
・WEBライター
・伝統工芸販売
・資産運用

で会社員時代より充実した日々を送っています!😆

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