「Kindle出版の印税ってどのくらいもらえるの?」「35%と70%はどう違うの?」で困っていませんか?
この記事では、Kindle出版の印税の仕組みと収益を最大化するための設定方法を、Kindle19冊出版の実体験をもとに詳しく解説します。読み終えると、印税の仕組みを理解して、自分の本に合った収益設定を選べるようになります。
🎨 Kindle表紙をブラウザだけで作る
高性能PC不要・インストール不要。ConoHa AI CanvasでAI画像生成。商用利用OK。
ConoHa AI Canvasを試す →※A8.net経由のアフィリエイトリンクです
Kindle出版の印税率(KDP):35%と70%の違いと選び方
KDPでは価格帯によって印税率が変わります。250〜1,250円(税込)の価格帯で、KDP Selectへの登録など一定の条件を満たすと70%の印税率が選べます。それ以外(99円〜249円、1,251円以上)は35%の印税率になります。価格帯や条件は変更される場合があるため、最新情報はKDP公式ヘルプで確認してください。
| 価格帯(税込) | 選択できる印税率 | 100円で売れた場合の収益 |
|---|---|---|
| 99円〜249円 | 35%のみ | 約34円 |
| 250円〜1,250円 | 35%または70%(条件あり) | 70%選択で約175円(250円の場合) |
| 1,251円〜20,000円 | 35%のみ | 約438円(1,251円の場合) |
ただし70%を選ぶには、AmazonのKindle本価格より安く設定しない、一定の配信コスト(ファイルサイズに応じた料金)が差し引かれるなどの条件があります。また日本のKDPでは70%印税の適用範囲が限られる場合があるため、実際に設定画面で確認することをおすすめしますね。
【徹底比較】35%と70%の印税を選ぶ条件とチェックリスト
印税率は「70%を選べばいつでもお得」とは限りません。70%は適用条件が細かく決まっており、条件を1つでも外すと自動的に35%になるからです。ここでは35%と70%の条件を並べて比較し、自分の本でどちらを選ぶべきか判断できるようにしますね。
| 比較項目 | 35%ロイヤリティ | 70%ロイヤリティ |
|---|---|---|
| 対象の価格帯(税込) | 99円〜20,000円(全価格帯) | 250円〜1,250円のみ |
| KDP Selectの登録 | 不要 | 必要(日本向け販売の場合) |
| 配信コスト(ファイル容量分)の差引 | なし | あり(ロイヤリティから差引) |
| 他ストアでの同時販売 | 可能 | 不可(KDP Select独占が条件) |
| KENP(読み放題)収益 | 対象外 | 対象(KDP Select登録のため) |
70%印税を選ぶための条件
日本のマーケットプレイス(Amazon.co.jp)で70%を適用するには、主に次の条件を満たす必要があります。①希望小売価格が税込250円〜1,250円の範囲内であること、②KDP Selectに登録していること(他ストアでの同時販売はできません)、③Amazonの他ストア価格より高く設定していないこと、の3点が基本です。加えて、ファイル容量に応じた配信コストがロイヤリティから差し引かれる点も押さえておきましょう。条件は変更される場合があるため、最新の要件はKDP公式ヘルプで必ず確認してください。
35%のほうが有利になるケース
「率が高い70%が常に正解」ではありません。1,250円を超える価格で売りたい本や、他ストアでも同時に販売したい本は、35%を選ぶしかありません。たとえば専門性が高く2,000円で売れる技術書なら、35%でも1冊あたり約700円と、250円×70%(約175円)より手取りが大きくなります。価格を高く設定できる本は、あえて35%+幅広い販路を選ぶ戦略も有効ですね。実際の収入イメージはKindle出版の収入・印税ガイドもあわせて参考にしてください。
KU(Kindle Unlimited)での印税:KENP収益とは
KDP Selectに登録してKindle Unlimitedの対象にすると、本が読まれたページ数に応じた「KENP収益」が発生します。KENPとはKindle Edition Normalized Pagesの略で、1ページあたりの単価は、その月の分配基金や全体の既読ページ数によって変動します。固定単価ではないため、実際の単価は毎月のKDPレポートで確認してください。
仮に1ページ0.4〜0.5円で試算した場合、100ページの本が100回読まれるとKENP収益は約4,000〜5,000円という目安になりますが、これは単価を固定した場合の計算であり、実際の単価は月によって変動します。私自身の実績でも、KENP収益を含めた月間の印税合計は数百円〜千円台にとどまる月があり、常に高収益になるわけではありません。KU登録を検討する際は、実際のKDPレポートで確認しながら判断することをおすすめします。
📊 出版前にライバルを徹底調査する
売れているKindle本を読んで、ジャンルの需要・価格帯・目次構成をリサーチできます。
月980円で読み放題。30日間は完全無料なので、市場調査にも気軽に活用できます。
Kindle出版の収益計算:販売印税とKindle Unlimitedで実際にいくら稼げる?
具体的な収益計算をしてみましょう。例えば250円の本を月30冊販売+KU読み放題で月500ページ読まれた場合:購入収益250円×30冊×70%=5,250円、KENP収益500ページ×0.45円=225円、合計約5,475円/月という簡易計算になります。ただしこれは価格にそのまま70%を掛けた概算で、実際の印税は税込価格から消費税等や配信コストを差し引いたうえで料率が適用されるため、この金額より少なくなることがあります。正確な金額はKDPの販売レポートで確認してください。
私は19冊を出版しており、月によってはKUページ読み取り収益が販売収益を上回ることもあります。ただし月ごとの金額は変動が大きく、常に安定して増えていくわけではありません。短編書籍を積み上げることで収益の柱を増やす効果は期待できますが、実際の金額は毎月のレポートで確認することをおすすめします。
【シミュレーション】価格別・冊数別の月間印税早見表
「結局、月にどのくらい売れれば何円になるの?」を具体的にイメージできるよう、価格と販売冊数ごとの月間印税を早見表にまとめました。実際は税込価格から消費税や配信コストが差し引かれるため、下表は配信コスト等を考慮しない概算(上限の目安)として見てくださいね。
販売のみの月間印税シミュレーション(70%の場合)
| 価格(税込) | 月10冊 | 月30冊 | 月100冊 |
|---|---|---|---|
| 250円(70%) | 約1,750円 | 約5,250円 | 約17,500円 |
| 500円(70%) | 約3,500円 | 約10,500円 | 約35,000円 |
| 1,000円(70%) | 約7,000円 | 約21,000円 | 約70,000円 |
こうして見ると、同じ販売冊数でも価格を上げるほど印税は大きく伸びることがわかります。ただし価格を上げれば売れる冊数は減る傾向があるため、需要と価格のバランスが重要です。まずは250〜500円で読者数を確保し、実績を見ながら価格を調整するのが現実的ですね。
KENP(読み放題)を含めた合算シミュレーション
KDP Selectに登録すると、販売印税に加えてKENP(ページ読み取り)収益が上乗せされます。仮に1ページ0.45円で試算すると、100ページの本が月に合計3,000ページ読まれた場合のKENP収益は約1,350円です。これを先ほどの「500円×月30冊=約10,500円」に足すと、月の印税合計は約11,850円という目安になります。KENP単価は毎月変動するため、実際の金額は必ずKDPレポートで確認してください。より現実的な収益イメージはKindle出版は儲かる?実体験の収益目安でも詳しく解説しています。
印税の支払いタイミングと確定申告について
KDPの印税は、通常は前月分が翌々月末頃に支払われます(例:1月分→3月末支払い)。支払い方法や最低支払い金額はマーケットプレイスや設定によって異なる場合があるため(目安として1,000円未満は翌月繰越とされています)、正確な条件はKDPの支払いレポートとヘルプで確認してください。
確定申告については、副業収入は雑所得などに計上するのが一般的ですが、所得の種類や金額、他の所得の有無によって申告義務の判断は変わるため、正確な扱いは税理士または国税庁の案内で確認してください(目安として、給与以外の所得が年間20万円を超えると申告が必要になるケースが多いとされます)。また、KDPの税務情報設定でマイナンバー(納税者番号)を登録し租税条約の適用条件を満たすと、米国源泉徴収税(原則30%)が軽減・免除される場合があります。登録内容によって結果が変わるため、設定後に表示される源泉徴収率を確認してください。
Kindle印税のよくある疑問(FAQ)
Q. KDPの税務情報を設定しないとどうなりますか?
A. 税務情報が未設定の場合、原則として米国源泉税30%が差し引かれます。マイナンバー(納税者番号)を登録し租税条約の適用条件を満たすと軽減・免除される場合がありますが、結果は個々の状況で異なるため、設定後にKDP画面で表示される源泉徴収率を確認してください。
Q. 印税はいつ支払われますか?
A. 通常は前月分が翌々月末頃に支払われます。最低支払い金額(目安1,000円)に達しない場合は翌月繰越となりますが、条件によって異なる場合があるため、KDPの支払いレポートで確認してください。
Q. 99円の本は印税が少なすぎませんか?
A. 購入1件あたり約34円と少ないですが、KU登録するとページ読み取り収益が加わります。初出版はまず読んでもらうことを優先して99円設定も有効です。
まとめ:Kindle出版の印税とKindle Unlimitedを理解して収益を最大化する
- 250〜1,250円で70%印税が選べる(KDP Select登録など条件あり)
- KU登録でKENP収益(ページ読み取り収益)が加算される(単価は月により変動)
- 税務情報(マイナンバー)を設定すると米国源泉税が軽減・免除される場合がある
- 印税は通常、前月分が翌々月末払い(条件により異なる場合あり)
- 短編を積み上げると収益の柱を増やせるが、金額は月ごとに変動する
📊 出版前にライバルを徹底調査する
売れているKindle本を読んで、ジャンルの需要・価格帯・目次構成をリサーチできます。
月980円で読み放題。30日間は完全無料なので、市場調査にも気軽に活用できます。





コメント